東京デートシティ

ディズニーランドを遊び尽くした僕が、TDRやデートスポットについて書くブログ

「プーと大人になった僕」は普段忙しい人ほど見るべき映画である

先日公開になった「プーと大人になった僕」を見てきました。


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大人になったクリストファー・ロビンが主人公ですが、


率直な感想は「プーと社畜になった僕」だな。


会社員となったクリストファー・ロビンが完全に社畜になっていて、時代設定は日本の昭和だと思いますが、日本の現代労働社会を映し出すような描き方でした。


映画の原題は「Christopher Robin」ですから、大人になったクリストファー・ロビンの日常がメイン。


アニメ版のようなプーさんと愉快な仲間の楽しい日常のストーリーではないので、子供向けの映画ではないです。


子供が見たら、「なんだこのおっさんがイライラしてる映画は!」と思うでしょう。


カップルがデートで見に行くような映画かと言われたら、それも少し違うかもしれません。


上映時間は103分ですし、レイトショーで1人でふらっと見るくらいがちょうどいいと思います。




「プーと大人になった僕」を見て思うこと

人は余裕がなくなると、周りが見えなくなってしまう。


大人になったクリストファー・ロビンは結婚して、
妻と娘のために必死に業績不振の会社で頑張っています。


しかし、家族のために必死に頑張るばかりに、
妻と子と過ごす日常さえ失いかける負のループに突入してしまう。


でも、決してリストファー・ロビンが大人になって、人格がねじ曲がったわけではありません。


真面目で優しい少年が、社会に出て管理職となり上司と部下の狭間で葛藤しているのです。


その結果、余裕がなくなって、周りが見えなくなっているだけ。


普段、満員電車で通勤してる人は見たことあると思いますが、
余裕ない人ってどうでもいいことでキレますよね。


肩がぶつかったとか、足踏まれたとか、
満員電車なら仕方ないでしょと思うことにイライラしてる人多いですよね。


それがこの映画のクリストファー・ロビンだと思っていただけると、イメージしやすいかもしれません。


突然の再会をしたプーの相変わらずマヌケな行動に、ものすごくイライラしてしまう。


子供の頃はなんとも思わなかったはずなのに…。


余裕がなくなると、自分のことで精一杯で人に優しくすることはできません。


今の自分は余裕がある状態なのかどうかは、普段から気にする方がいいです!


逆に友達や恋人が余裕がなくなって、周りが見えなくなってる時もあるかもしれません。


そんなときはクリストファー・ロビンがプーたちにとても寛容であるように、

優しくしてあげられる人でありたいなと思います。

余談

吹替版で見たんですが、クリストファー・ロビンの声が堺雅人さんです。
映画の終盤で嫌な上司との会議のシーンがあるのですが、
あれ?半沢直樹だよね!?と思わざるを得なかった!(笑)


演技してるのはユアンマクレガーなのに、声のせいで半沢直樹に見えてしまうような感じです。


あと、プーさんのハニーハントに今すぐ乗りたいな。
実写化してキャラクターイメージ変わるかなと思いましたが、
全くそんなことなく、プー、ティガー、イーヨーなど愛らしいキャラクターの個性は
アニメ版からそのまま受け継がれていたのが、とてもよかったです。



洋画は普段、字幕版が好きですが、今回は吹替版で正解でした。
プーさんの英語の声ってイメージが全くないです。TDR内であまり聞いたのないような…。


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