ディズニーランド、シーのイベントグッズ発売日に必ず話題になる、
グッズ転売問題
今回は転売問題にについて書きたいと思います。
ディズニーのグッズ転売(せどり)について考える
TDRにおける転売の現状
2018年9月3日は「ディズニーハロウィン2018」のグッズ発売日でした。
朝からTwitterでは商品の紹介や売れ行き状況などのツイートで盛り上がっていました。
そして、Twitterと一緒に盛り上がってるのが
メルカリです。
「ボン・ヴォヤージュ」の開店数時間後には、たくさんの商品が既に掲載されています。
「公式通販ですか?」と聞きたくなるくらいの数です。
発売の数時間後にこんなに掲載されるなんて明らかに転売ですね。
このようなことがグッズが発売日になるたびに起こっているのが、グッズ転売の現状です。
1年後も同じ状況に
2019年9月2日は「ディズニーハロウィーン2019」のグッズ販売日でした。
今年は「花嫁カチューシャ」が大量に転売される自体が起きています。
必ず再販されるので、焦って転売から高値で買うのはやめましょう。
※追記
花嫁カチューシャは2019年9月9日に東京ディズニーリゾートアプリ内のみで再販されることになりました。
なぜ転売がなくならないのか。
転売がなくならない理由って何でしょうか。
いろんな意見がありますが、
需要と供給が一致してるから
だと思います。
メルカリで明らかにTDRのグッズ転売してるアカウントの評価見ると、1,000以上の評価がついてるアカウントがあります。
それだけ需要があるんですよ。
転売は良くないってスタンスで書きますが、
例えば、新大阪から「ボン・ヴォヤージュ」にグッズを買いに行くとすると、
新幹線を使えば、交通費だけで片道13,830円かかります。
グッズを買いに行くだけで、そんなに交通費かかるのであれば、
メルカリで買ったほうが安く済むというのは、容易に想像がつきます。
僕は首都圏在住ですが、ユニバで本当に欲しいグッズがあったら、
「だれかメルカリに出品してくれれば、メルカリで買えばいいかな」
と絶対思います。
定価3000円の商品を5000円で購入しても、新幹線代よりも断然安いですから。
では、この問題は野放しでいいのか。
ディズニーグッズの需要と供給がマッチしてるから、
運営側が転売(せどり)を野放しにしていいのかと言ったら、
絶対にダメです。
グッズ発売日にグッズが買い占められて、
イベント初日には欠品してるっておかしくないですか?
以前はグッズ発売日ってイベント初日と同時でした。
何年か前にグッズ発売日だけ前倒しされるようになりました。
この方法始めたのは、いくつか目的があると思いますが、
恐らくイベントとイベントの間の来園を促すの目的はあるでしょう。
イベントとイベントの間って、何も特別感がなく、
ゲストの数も落ち着いていますから、売上げも落ちるのでしょう。
(オタとしては、そんな期間が貴重に感じるますね)
園内の来園を促進する目的があるならば、イベント初日までボンヴォヤージュでは販売しなくて良いのでは?
と個人的には思います。
ただ、園内限定にしても、
ダッフィーグッズやミッキーシェイプが作れるハンドソープなどは、
大量に転売されている現状はあるので、根本的な解決にはまだまだ先が長そうです。
※2018年10月1日追記
ハンドソープは安定供給になったようで、パーク内に在庫はあります。
供給過多じゃねえか。#tdr_now pic.twitter.com/9mo9lOMpS4
— トニー@ディズニーブログ書きます (@stepto20xx) 2018年9月19日
ハンドソープが安定したら、10/1発売のイマジニングザマジックのミニーグッズはメルカリを賑わせております…。
グッズ販売に変化が起き始めている!?
35周年グランドフィナーレ期間中では35周年コスチュームを着たミッキー、ミニーのポージープラッシーが即日品切れ状態でした。
3月に再販されましたが、ついにパーク内の店舗での販売をやめて、オンラインのみの販売になりました。
オンライン限定ではありますが、東京ディズニーランドに入園した方のみが注文することができます。
オンライン限定にすることで、グッズを買うためだけに長時間並ぶことは回避することができます。
本来アトラクション、ショーなどを楽しむために来ているのに、数時間グッズに並ぶのは馬鹿らしいですよね。
※ちなみにこのポージープラッシーはイベント最終日でも、オンラインで完売することはありませんでした。
株主総会でOLCの対策を聞いた
2019年6月に行われた、株式会社オリエンタルランドの株主総会でグッズ販売に関する質疑応答がでました。
これまでの集計方法等を考え直す。
— トニー@ディズニーブログ書きます (@stepto20xx) 2019年6月27日
人気出そうなやつは、発売前に追加生産、分割納入したい。
チケット認証を頑張る。
イベントによって異なるから限界はある。
やはり運営側としても転売が顕著になった、2018年後半から問題視していたとのこと。
グッズ生産、在庫管理は過去の人気商品の傾向を参考に行なっているそうです。
しかし、最近はSNSの拡散力も想定以上で、会社としてもこれまでのやり方が通用しなくなっていたのかもしれません。
今後の方針として、人気が出そうなグッズは発売前から追加生産をすることや納入を分割して売り切れ状態を出さないようすることなど、対策を検討しているそうです。
今後、欲しいグッズが現地で買えるようになることを期待しましょう!
買えなくて悔しい思いをした方がやってはいけないことは2つ。
現地で欲しい商品が売り切れてるのに、メルカリでたくさん出品されてる画面を見て、
悔しい思いをしている方は大勢いると思います。
感情的や衝動的になってしまう前に、
悔しい思いをされた方が、やってはいけないことを2つ書きます。
1つめはネットで愚痴を書かないこと。
「転売屋○ね」とかツイートしてる
ディズニーファンのTwitterを結構見かけますが、そんなことしても何も変わりません。
芸能人や著名人のSNSにクソリプ飛ばす暇人と一緒です。
ネットに書く気力があるなら、「東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター」に
直接電話や書面にて、「転売対策して欲しい!』などと
自分の意見を述べる方が、後々の自分のためにもなります。
運営母体のオリエンタルランドからしたら、転売屋と一般購入者、どっちに売っても利益は変わりません。
転売屋も「転売目的」と首からプラカード下げるわけないですから。
下手に「転売目的ですよね?」なんて聞く方がリスクがあります。
なので、率直な意見を運営側にぶつける方が、販売形態の改善に繋がる可能性はあります。
実際に株主総会では会社側からグッズ生産や在庫管理の対策強化するお話を聞くことができています。
みなさんの声が少しずつグッズ販売の改善に繋がっています。
ただ、感情的に暴言、クレームを浴びせるのは、ネットでクソリプ飛ばすのと一緒ですので、絶対にやめましょう。
2つめは転売屋から買うこと。
絶対欲しい!!と言って、衝動的にメルカリで購入ボタンを押したら、
需要と供給を自ら満たしているだけです。
グッズ転売の負の連鎖は、今後も続いてしまいます。
転売屋だって売れる自信があるから、売りに出すのです。
非常に難しいと思いますが、
みんなが転売屋から買わないという気持ちがあれば、需要と供給のバランスが崩れますから。
もし、転売屋から買いたくなったら、僕のこのツイートの後半部を思い出してください。
今週末には…とか書いたけど、売り切れて後悔したくない人は、今日行った方がいいよ!メルカリで小遣い稼ぎしてるおっさんが買ったクッションを高値で掴まされるよりマシだと思う。 https://t.co/vQO9kowz4U
— トニー@ディズニーブログ書きます (@stepto20xx) 2018年8月31日
メルカリって匿名で取引できるメリットがありますよね。
逆に、誰が出品してるかわからないということは、女性のアカウントのふりしてても
本当はお金に困ってて、風呂入ってないようなおっさんが出品してる可能性ありますよ。
小汚いおっさんがベタベタ触ったかもしれない、ディズニーグッズ欲しいですか?
おわり